新鮮凍結血漿の説明で正しいのはどれか。
新鮮凍結血漿の説明で正しいのはどれか。
- ⑴ 30〜37 ℃の湯で融解する。新鮮凍結血漿は30〜37℃の恒温槽で融解します。高温では凝固因子の活性が失われ、低すぎると成分が析出するため、温度管理が重要です。
- ⑵ 輸血には輸液セットを使用する。輸血には濾過器のついた輸血用のセットを使用します。一般の輸液セットでは微小な凝集物を取り除けず、輸血の管理にも適していません。
- ⑶ 融解後は48 時間以内に使用する。融解後は速やかに使用することが原則で、48時間も保管して用いることはできません。時間が経つほど凝固因子の活性が低下していきます。
- ⑷ 融解後に直ちに使用しない場合は20〜24 ℃で保管する。20〜24℃という室温付近の温度は血小板製剤の保存条件です。新鮮凍結血漿を融解後にやむを得ず保管する場合は冷蔵の温度とし、短時間にとどめます。
解説
正解は⑴です。新鮮凍結血漿は凝固因子を補う目的の血液製剤で、凍結した状態で保存されており、使用時は30〜37℃の恒温槽で融解します。これより高い温度では蛋白が変性して凝固因子の活性が失われ、低すぎると成分が析出してしまいます。融解後は速やかに使用することが原則で、やむを得ず保管する場合も冷蔵の温度で短時間にとどめます。また投与には濾過器のついた輸血用のセットを用い、一般の輸液セットは使用しません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-03_04_05.html)を加工して作成