規則的な日常生活を送っている成人で、血中濃度が日のうち起床時に最も高くなるのは…
規則的な日常生活を送っている成人で、血中濃度が日のうち起床時に最も高くなるのはどれか。
- ⑴ アドレナリンアドレナリンは副腎髄質から分泌され、ストレスや運動などの刺激に応じて増減します。起床時に血中濃度が最も高くなるという明確な概日リズムは示しません。
- ⑵ コルチゾールコルチゾールは概日リズムを示し、早朝から起床時にかけて分泌が最大となり、夜間の就寝前後に最低となります。規則的な生活を送る成人では起床時が最も高くなります。
- ⑶ 成長ホルモン成長ホルモンは入眠後の深い睡眠のときに大きく分泌されます。したがってピークは夜間であり、起床時にはすでに低下しています。
- ⑷ メラトニンメラトニンは松果体から夜間に分泌され、朝の光を浴びることで分泌が抑えられます。起床時には低下していく途中であり、最も高い時刻ではありません。
解説
正解は⑵です。コルチゾールは副腎皮質から分泌されるホルモンで、はっきりとした概日リズムをもち、早朝から起床時にかけて血中濃度が最も高くなり、夜間の就寝前後に最も低くなります。これは活動を始めるためにエネルギーを動員する準備の反応です。成長ホルモンやメラトニンは反対に夜間の睡眠中に高まるため、起床時にはすでに低下しています。日内変動の大きいホルモンを測定する際は、採血の時刻を必ず記録することが大切です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-03_04_05.html)を加工して作成