体位ドレナージの目的はどれか。
体位ドレナージの目的はどれか。
- ⑴ 関節拘縮の予防関節拘縮の予防は関節可動域訓練など別のケアの目的であり、体位ドレナージの目的ではありません。
- ⑵ 痛みの軽減安楽な体位の工夫や鎮痛のケアの目的であり、体位ドレナージが主に目指すものではありません。
- ⑶ 睡眠の導入入眠を促す環境調整やケアの目的であり、体位ドレナージの主な目的ではありません。
- ⑷ 排痰の促進重力を利用して気道内の分泌物を中枢側へ移動させ、喀出しやすくすることを目的としています。
解説
正解は⑷です。体位ドレナージは、重力を利用して気管支や肺の分泌物を中枢の気道へ移動させ、喀出しやすくすることを目的とした呼吸理学療法の一つです。痰の貯留している肺区域が上になるような体位をとることで排痰を促し、無気肺や肺炎などの合併症予防にもつながります。関節拘縮の予防は関節可動域訓練、痛みの軽減は安楽な体位の工夫や鎮痛のケア、睡眠の導入は入眠を促す環境調整やケアの役割であり、いずれも体位ドレナージの主な目的とは異なります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-03_04_05.html)を加工して作成