成人の持続点滴静脈内注射の方法で適切なのはどれか。
成人の持続点滴静脈内注射の方法で適切なのはどれか。
- ⑴ 点滴筒には1/5 の薬液を満たす。点滴筒の薬液は1/3〜1/2程度満たし、滴下の様子が見える状態にする必要があり、1/5では少なすぎます。
- ⑵ 刺入部が見えないように固定する。刺入部は漏れや腫脹、発赤などの異常を早期に発見するため、見える状態で固定する必要があります。
- ⑶ 刺入部は関節などの活動を妨げる部位を避ける。体動による針のずれや血管損傷を防ぎ、日常生活動作を妨げにくくするため適切な選択です。
- ⑷ 液面が刺入部から30 cm の高さになるように輸液バッグをかける。十分な滴下圧を得るには刺入部よりおよそ50cm程度高い位置にかける必要があり、30cmでは低すぎます。
解説
正解は⑶です。点滴の刺入部位は、関節部分など体動によって針が動いたり血管を傷つけたりしやすい部位を避けて選ぶことが、安全な留置と患者の日常生活動作の妨げを減らすうえで適切です。点滴筒には薬液を1/3〜1/2程度満たして滴下が確認できる状態にする必要があり、1/5では少なすぎます。刺入部は漏れや腫脹などの異常を早期に発見するため見える状態で固定し、輸液バッグの高さは十分な滴下圧を確保するため刺入部より約50cm程度高い位置にかけるのが一般的で、30cmでは低すぎます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-03_04_05.html)を加工して作成