看護師のボディメカニクスで正しいのはどれか。
看護師のボディメカニクスで正しいのはどれか。
- ⑴ 動作時の重心は高い位置に置く。重心は低い位置に置くほど姿勢が安定し、腰への負担も少なくなります。高い位置は不安定になります。
- ⑵ 立位では支持基底面を広くとる。両足を適度に開いて支持基底面を広げることで身体が安定し、ふらつきにくくなります。
- ⑶ 重心線は支持基底面の外側に置く。重心線は支持基底面の内側に収めることが安定の条件で、外側に置くと転倒しやすくなります。
- ⑷ 足底と床の間の摩擦力を小さくする。摩擦力を小さくすると足元が滑りやすくなり不安定になるため、適度な摩擦を保つことが望まれます。
解説
正解は⑵です。ボディメカニクスの基本原則の一つとして、立位で作業を行う際は両足を適度に開いて支持基底面を広くとることで、身体が安定しふらつきにくくなります。重心はできるだけ低い位置に保ち、重心線は支持基底面の内側に収めることが安定した姿勢につながります。また足底と床の間の摩擦力は小さくするのではなく、滑りにくい状態を保つことでかえって踏ん張りがきき安定します。移動介助などで腰や身体への負担を減らすためにもこれらの原則を押さえておくことが重要です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-03_04_05.html)を加工して作成