抗癌薬の副作用 有害事象!で骨髄抑制によるものはどれか。
抗癌薬の副作用 有害事象!で骨髄抑制によるものはどれか。
- ⑴ 嘔 吐消化管粘膜への影響や嘔吐中枢の刺激によって生じる副作用であり、骨髄抑制によるものではありません。
- ⑵ 脱 毛毛母細胞など増殖の盛んな細胞への影響で生じる副作用であり、骨髄抑制とは別の機序です。
- ⑶ 血球減少骨髄の造血機能が抑制されることで白血球・赤血球・血小板が減少する、骨髄抑制の代表的な症状です。
- ⑷ 神経障害末梢神経への障害によって生じる副作用であり、骨髄抑制とは別の機序で起こります。
解説
正解は⑶です。骨髄抑制とは、抗癌薬が骨髄の造血機能を抑制し、白血球・赤血球・血小板の産生が低下することで、これらの血球が減少する状態を指します。感染しやすくなる、貧血になる、出血しやすくなるなどの症状につながるため、治療中は定期的な血球数の確認が重要です。嘔吐は消化管粘膜への影響や中枢の嘔吐中枢刺激による副作用、脱毛は毛母細胞への影響による副作用、神経障害は末梢神経への影響による副作用であり、いずれも骨髄抑制とは別の機序で生じます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-03_04_05.html)を加工して作成