閉塞性黄疸の患者にみられる便の色はどれか。obstructive jaundic…
閉塞性黄疸の患者にみられる便の色はどれか。obstructive jaundice
- ⑴ 赤赤色便は主に下部消化管からの出血でみられる色であり、閉塞性黄疸の特徴ではありません。
- ⑵ 黄黄色は通常の便に近い色調であり、胆汁の流入が保たれている場合にみられます。
- ⑶ 黒黒色(タール便)は上部消化管出血で血液が酸化された際にみられる色であり、閉塞性黄疸の所見ではありません。
- ⑷ 灰 白胆汁が腸管に流れ込まず便を着色するステルコビリンが減るため、灰白色(白色調)の便になります。
解説
正解は⑷です。閉塞性黄疸では、胆道が閉塞することでビリルビンを含む胆汁が腸管内に流れ込めなくなり、便を着色するステルコビリンが減少するため、便は灰白色(白色調)になります。あわせて血中に胆汁色素が滞留するため尿は濃い黄褐色を呈するのが特徴です。赤色便は下部消化管出血、黒色(タール便)は上部消化管出血、黄色便は通常の消化状態でみられる色であり、いずれも閉塞性黄疸に特徴的な所見ではありません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-03_04_05.html)を加工して作成