高齢者の転倒予防のための環境づくりで適切なのはどれか。
高齢者の転倒予防のための環境づくりで適切なのはどれか。
- ⑴ 玄関にマットを敷く。マットの端やしわに足先を引っかけたり、表面で滑ったりして転倒の原因になりやすいため不適切です。
- ⑵ 廊下に手すりをつける。体を支える手がかりとなり、歩行や方向転換時のふらつきによる転倒を防ぐことができます。
- ⑶ 夜間は廊下の照明を消す。足元が見えにくくなり、段差や障害物に気づかず転倒する危険が高まるため不適切です。
- ⑷ 椅子にキャスターをつける。体重をかけたときに動いてしまい、立ち座りの際に転倒しやすくなるため不適切です。
解説
正解は⑵です。廊下に手すりを設置すると、高齢者が歩行時や方向転換時に体を支えることができ、バランスを崩したときの転倒を防ぐ効果があります。玄関マットは端で足を引っかけたり滑ったりする原因になり、夜間の消灯は足元が見えず危険性を高め、キャスター付きの椅子は立ち座りの際に動いて不安定になるため、いずれも転倒予防としては不適切です。療養環境を整える際は、明るさの確保と転倒・転落の防止を基本に考える必要があります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-03_04_05.html)を加工して作成