放射線外来の看護師が行うA さんへの説明で正しいのはどれか。
放射線外来の看護師が行うA さんへの説明で正しいのはどれか。
- ⑴ 「入浴直後に照射部位の観察をしましょう」入浴直後は皮膚が一時的に赤みを帯びるため、皮膚炎の程度を正しく判断しにくくなります。時間をおいて毎日同じ条件で観察します。
- ⑵ 「照射後は照射部位に冷湿布を貼りましょう」冷湿布などの貼付剤は薬剤と粘着剤が刺激となり、剝がすときに弱くなった皮膚を傷つけます。自己判断で貼ってはいけません。
- ⑶ 「照射部位の皮膚は乾燥させておきましょう」乾燥させたままにすると皮膚のバリアが低下してひび割れやびらんを生じやすくなります。指示された保湿剤で潤いを保ちます。
- ⑷ 「照射部位は強くこすらないようにしましょう」照射部位の皮膚はバリアが弱くなっているため、強くこすらず押さえるように洗い、刺激を避けることが必要です。
解説
正解は⑷です。放射線の外照射では、照射された部位の皮膚が乾燥したり赤みやかゆみを帯びる放射線皮膚炎が生じます。皮膚のバリアが弱くなっているため、強くこすらず、やわらかいタオルで押さえるように洗い、締めつけない衣類を選ぶよう説明します。入浴直後は皮膚が赤みを帯びて観察の判断がつきにくいため、時間をおいて明るい場所で毎日同じ条件で観察するのが望ましいです。冷湿布などの貼付剤は薬剤と粘着剤が皮膚を刺激して損傷を招き、皮膚を乾燥させたままにするとびらんを生じやすくなるため、指示された保湿剤で保護します。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-03_04_05.html)を加工して作成