入院して週が経過した。症状は軽快傾向にあるが床上安静は続いている。仲が良かった…
入院して週が経過した。症状は軽快傾向にあるが床上安静は続いている。仲が良かった同じ病室の児が退院して、A ちゃんはイライラしている。A ちゃんの母親は、毎日昼食後から夕食まで面会をしている。A ちゃんのストレスに対する看護師の発言で適切なのはどれか。
- ⑴ 「すぐに退院できるから頑張ろう」退院の時期は症状の経過によって決まり、確約はできません。根拠のない励ましは期待を裏切り、信頼を損なうおそれがあります。
- ⑵ 「好きなだけテレビや動画を観ていいよ」視聴を無制限にすると生活リズムが乱れ、睡眠にも影響します。人との関わりや遊びの機会を増やす対応にもなりません。
- ⑶ 「ベッドに寝たままプレイルームに行こう」安静を保ったまま場面を変えて遊びや交流の機会をつくれるため、床上安静に伴うストレスの緩和に有効です。
- ⑷ 「夕食後もお母さんに付き添ってもらおう」次の文を読み103〜105 の問いに答えよ。A 君 歳、男児! は共働きの両親と 人で暮らしている。 歳 か月で自閉スペクトラム症と診断され、保育所と療育センターに通っている。保育所の健康autism spectrum disorder診断で低身長を指摘され、受診を勧められて両親と来院した。A 君は待合室を走ったり診察室の扉を開けたりしていた。診察室に入ると「頑張ろう」と泣きながら叫び、恐怖心を抑えている様子だった。母親は「A は病院が苦手で、予防接種はA の手足と体を看護師さん人で抑えて行ってきましたが、繰り返し説明することで、抑えなくても注射ができるようになりました」と話した。診察の結果、週後に成長ホルモン分泌刺激試験を行うことになった。母親から「A が血液検査でパニックを起こすのではないかと心配です」と発言があった。付き添い時間を延ばすことは母親の負担を増やします。Aちゃん自身が遊びや交流を得られる工夫が優先されます。
解説
正解は⑶です。床上安静が続く子どもは、遊びや人との関わりの機会が乏しくなって苛立ちや退行が生じやすくなります。ベッドに寝たままプレイルームへ移動すれば、安静を保ちながら場面を変え、ほかの子どもや保育士との関わりや遊びの機会をつくれるため、ストレスの緩和に有効です。すぐに退院できるという根拠のない励ましは不信につながり、テレビや動画を無制限に見せることは生活リズムを乱します。母親の付き添い時間を延ばすことは母親の負担を増やすうえ、Aちゃん自身の遊びや交流の機会を増やす対応にはなりません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-03_04_05.html)を加工して作成