入院時の所見で正しいのはどれか。
入院時の所見で正しいのはどれか。
- ⑴ 頸部リンパ節の腫脹病期はT1N0M0でリンパ節転移がないと診断されており、頸部リンパ節の腫脹を示す所見は記載されていません。
- ⑵ 拘束性換気障害%肺活量が76%と80%未満であることから拘束性換気障害と判断でき、1秒率は73%で閉塞性の要素はありません。
- ⑶ 低栄養総蛋白7.7g/dL、アルブミン4.2g/dLはいずれも基準範囲内です。低栄養を示す所見はありません。
- ⑷ 貧 血赤血球510万/μL、Hb 15.6g/dL、Ht 47%はいずれも基準範囲内で、貧血は認められません。
解説
正解は⑵です。呼吸機能所見は%肺活量(%VC)76%、1秒率(FEV1%)73%です。%肺活量が80%未満であることから拘束性換気障害と判断でき、1秒率は70%以上に保たれているため閉塞性換気障害はありません。肺活量が減る背景には加齢や喫煙歴による肺の変化が考えられ、肺切除術後の呼吸機能の予測や術後合併症の予防を考えるうえで重要な所見になります。赤血球510万/μL、Hb 15.6g/dLで貧血はなく、総蛋白7.7g/dL、アルブミン4.2g/dLで低栄養も認めません。病期はT1N0M0であり、リンパ節転移を示す所見もありません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-03_04_05.html)を加工して作成