Sjögrenuシェーグレンx症候群でリンパ球が浸潤して障害が起こるのはどれか。…
Sjögrenuシェーグレンx症候群でリンパ球が浸潤して障害が起こるのはどれか。Sjögren syndromeつ選べ。
- ⑴ 胸 腺胸腺はリンパ球が成熟する器官で、重症筋無力症などで異常がみられます。シェーグレン症候群で主に障害される臓器ではありません。
- ⑵ 涙 腺涙腺にリンパ球が浸潤して涙の分泌が減り、乾燥性角結膜炎による目の乾燥感や異物感が生じます。
- ⑶ 甲状腺甲状腺にリンパ球が浸潤するのは慢性甲状腺炎(橋本病)です。シェーグレン症候群と併存することはありますが本疾患の主な標的ではありません。
- ⑷ 唾液腺唾液腺にリンパ球が浸潤して唾液の分泌が減り、口腔乾燥やう歯の増加、嚥下のしにくさが生じます。
- ⑸ 副甲状腺副甲状腺はカルシウムの調節に関わる器官です。シェーグレン症候群でリンパ球の浸潤による障害が起こる臓器ではありません。
解説
正解は⑵と⑷です。シェーグレン症候群は、涙腺と唾液腺にリンパ球が浸潤して腺の組織が壊され、涙と唾液の分泌が減る自己免疫疾患です。その結果、目の乾燥感や異物感を伴う乾燥性角結膜炎と、口の渇き、食べ物が飲み込みにくい、う歯が増えるといった口腔乾燥の症状が現れます。関節リウマチや全身性エリテマトーデスなど他の自己免疫疾患に伴って生じることもあります。ケアでは人工涙液や人工唾液の使用、こまめな水分摂取、口腔の清潔の保持が重要です。胸腺、甲状腺、副甲状腺は本疾患で主に障害される臓器ではありません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-03_04_05.html)を加工して作成