親性について適切なのはどれか。
親性について適切なのはどれか。
- ⑴ 子を育もうとする性質である。親性は子どもを慈しみ育もうとする性質を指す概念で、性別を問わず用いられます。
- ⑵ 誰でも子を持つ時点で備えている。親性は生まれつき備わっているものではなく、子どもとの関わりや周囲の支えを通して育まれていくものです。
- ⑶ 性別に基づく役割分業で育児を行うことをいう。親性は性別に基づく役割分業を意味する概念ではありません。母性・父性という枠にとらわれず、育てる力としてとらえる言葉です。
- ⑷ 生物学的に結びつきがあることが親性をもつ条件となる。里親や養親のように生物学的な結びつきがなくても親性は育まれます。血縁は親性をもつ条件ではありません。
解説
正解は⑴です。親性とは、子どもを慈しみ育てようとする性質や、その働きかけを支える心の在り方を指す概念で、性別を問わず用いられます。親性は生まれつき備わっているものではなく、子どもとの日々の関わりや周囲の支えを通して育まれていくものです。したがって、子を持った時点で自動的に備わるわけではなく、支援を通して育つ過程を支えることが看護の役割になります。また性別による役割分業を意味するものでもなく、里親や養親のように生物学的な結びつきがない場合にも親性は育まれます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-03_04_05.html)を加工して作成