急性髄膜炎患者への対応で正しいのはどれか。acute meningitis
急性髄膜炎患者への対応で正しいのはどれか。acute meningitis
- ⑴ 鎮痛薬は禁忌である。強い頭痛には鎮痛薬を用います。禁忌ではなく、苦痛の緩和は必要なケアです。
- ⑵ 頭部に温罨法を行う。頭部を温めると血管が拡張して頭痛が強まります。行うのは温罨法ではなく冷罨法です。
- ⑶ 部屋の照明を暗くする。髄膜炎では羞明や音への過敏がみられるため、照明を落とし刺激の少ない環境を整えることが症状の緩和につながります。
- ⑷ 腰椎刺直後は頭部を高くする。腰椎穿刺の直後は髄液の漏出による頭痛を防ぐため、枕を外して水平の仰臥位で安静を保ちます。頭部を高くするのは逆です。
解説
正解は⑶です。急性髄膜炎では髄膜の炎症により頭痛が強く、光をまぶしく感じる羞明や音への過敏がみられるため、部屋の照明を暗くして刺激の少ない環境を整えることが適切な対応です。静かで落ち着いた環境を保つことも症状の緩和につながります。頭痛に対しては鎮痛薬を用いてよく、禁忌ではありません。頭部には冷罨法を行い、温めると血管が拡張して頭痛が強まるため温罨法は避けます。腰椎穿刺の直後は、髄液の漏出による頭痛を防ぐために枕を外して水平の仰臥位を保ち、頭部を高くはしません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-03_04_05.html)を加工して作成