指鼻試験で評価するのはどれか。
指鼻試験で評価するのはどれか。
- ⑴ 視 野視野の評価は対座法や視野計を用いて行います。指鼻試験では視野の広さは分かりません。
- ⑵ 小脳機能指鼻試験は示指を鼻に近づける動作の正確さをみる検査で、小脳の協調運動機能を評価します。
- ⑶ 表在反射表在反射は皮膚や粘膜を刺激して現れる反射(腹壁反射など)で、別の手技で確認します。指鼻試験の評価対象ではありません。
- ⑷ 複合知覚複合知覚は皮膚に書かれた文字や手に置かれた物を認識できるかをみる検査で、頭頂葉の機能を評価します。指鼻試験とは異なります。
解説
正解は⑵です。指鼻試験は、患者に腕を伸ばして示指で自分の鼻の先に触れる動作を繰り返してもらい、目標に近づくにつれて手が震えたり、鼻からずれたりしないかを観察する検査で、小脳の機能(協調運動)を評価します。小脳が障害されていると、目標に近づくほど震えが大きくなる測定障害や運動時振戦が現れます。あわせて踵膝試験や回転運動の速さをみる検査、立位や歩行の観察も行います。視野は対座法や視野計、表在反射は皮膚を刺激して観察する反射、複合知覚は皮膚に書いた文字を答えさせるなど別の方法で評価します。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-03_04_05.html)を加工して作成