Brocauブローカx失語のある患者とのコミュニケーションで適切なのはどれか。
Brocauブローカx失語のある患者とのコミュニケーションで適切なのはどれか。
- ⑴ 閉じた質問uclosed questionxを活用する。「はい」「いいえ」で答えられる閉じた質問なら、表出が困難な患者でも少ない言葉で意思を伝えられます。
- ⑵ 大きな声で質問する。ブローカ失語は聴力の問題ではありません。大きな声で話すことは効果がなく、患者の尊厳を損なうおそれもあります。
- ⑶ 単語で話しかける。言葉の理解は比較的保たれているため、単語だけで話しかける必要はありません。かえって相手を軽んじた関わりになります。
- ⑷ 文字盤を用いる。ブローカ失語では書字も障害されるため、文字盤で文字を選んで表現することも困難です。有効な代替手段にはなりません。
解説
正解は⑴です。ブローカ失語(運動性失語)では、言葉を聞いて理解する力は比較的保たれているのに対し、話す・書くという表出が強く障害され、言葉が思い浮かんでも滑らかに出てきません。そのため「はい」「いいえ」で答えられる閉じた質問を用いると、患者が少ない言葉で意思を伝えられ、負担を減らせます。うなずきや指差し、絵カードの併用も有効です。理解は保たれているので大きな声で話す必要はなく、単語だけで話しかけることは相手の理解力を軽く見た関わりになります。書字も障害されるため文字盤は有効な手段になりません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-03_04_05.html)を加工して作成