Ramsay Huntuラムゼイ・ハントx症候群は顔面神経麻痺症状を主症状とする…
Ramsay Huntuラムゼイ・ハントx症候群は顔面神経麻痺症状を主症状とする。Ramsay Hunt syndrome原因となるウイルスはどれか。
- ⑴ アデノウイルスアデノウイルスは咽頭炎や流行性結膜炎、乳幼児の胃腸炎などの原因となるウイルスです。顔面神経麻痺を主症状とする本症候群の原因ではありません。
- ⑵ インフルエンザウイルスインフルエンザウイルスは急性の呼吸器感染症を起こすウイルスです。神経節に潜伏して顔面神経麻痺を生じる病態とは異なります。
- ⑶ 水痘帯状疱疹ウイルス膝神経節などに潜伏していた水痘帯状疱疹ウイルスが再活性化して生じ、顔面神経麻痺と耳介の水疱を伴います。
- ⑷ 単純ヘルペスウイルス単純ヘルペスウイルスの再活性化が関与すると考えられているのはベル麻痺です。ラムゼイ・ハント症候群の原因ではありません。
解説
正解は⑶です。ラムゼイ・ハント症候群は、幼少期の水痘のあと膝神経節などに潜んでいた水痘帯状疱疹ウイルスが再活性化することによって生じ、顔面神経麻痺に加えて耳介や外耳道の水疱を伴う痛み、難聴、耳鳴、めまいなどの症状が現れます。抗ウイルス薬とステロイドによる早期の治療が回復の程度を左右するため、顔面神経麻痺を診たときは耳介の皮疹の有無を確認することが重要です。単純ヘルペスウイルスの再活性化が関与すると考えられているのはベル麻痺であり、両者を区別して覚えましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-03_04_05.html)を加工して作成