床上で排便しやすい体位はどれか。
床上で排便しやすい体位はどれか。
- ⑴ 仰臥位仰臥位では腹圧をかけにくく、直腸から肛門への角度も排便に不利です。床上排便の姿勢としては適していません。
- ⑵ 側臥位側臥位は浣腸や坐薬の挿入、体位変換の際に用いる姿勢です。腹圧をかけにくく、排便を促す体位ではありません。
- ⑶ Simsuシムスx位シムス位は浣腸や診察のときにとる姿勢で、腹部がやや圧迫され腹圧をかけにくいため、排便の姿勢には向きません。
- ⑷ Fowleruファウラーx位上体を起こしたファウラー位は自然な排便姿勢に近く、腹圧をかけやすいため床上排便に適しています。
解説
正解は⑷です。床上で排便する際は、上体を起こしたファウラー位が最も自然な排便姿勢に近く、腹圧をかけやすくなるため適しています。上体を45度程度起こすことで重力も働き、直腸から肛門への角度が排便しやすい向きに変わります。仰臥位では腹圧をかけにくく、直腸の角度も排便に不利です。側臥位やシムス位は浣腸や坐薬の挿入、あるいは体位変換の際に用いる姿勢で、排便そのものを促す体位ではありません。あわせて、プライバシーの確保や保温、腹部の温罨法などの配慮も排便を助けます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-03_04_05.html)を加工して作成