男性の導尿でカテーテルを挿入するとき、体幹に対する頭部側からの挿入角度はどれか。
男性の導尿でカテーテルを挿入するとき、体幹に対する頭部側からの挿入角度はどれか。
- ⑴ 0〜10 度体幹とほぼ平行の角度では陰茎陰嚢角の屈曲が伸びず、カテーテルの先端が引っかかって尿道を傷つける危険があります。
- ⑵ 40〜50 度40〜50度では屈曲を十分に伸ばせません。抵抗が生じて挿入が難しくなり、尿道損傷の危険が残ります。
- ⑶ 80〜90 度陰茎を体幹に対して80〜90度ほど持ち上げることで尿道の屈曲が伸び、カテーテルを安全に挿入できます。
- ⑷ 120〜130 度120〜130度まで引き上げると尿道が過度に伸ばされ、かえって負担と損傷の危険が生じます。適切な角度を超えています。
解説
正解は⑶です。男性の尿道は陰茎陰嚢角で下方に屈曲しているため、導尿の際はこの屈曲を伸ばす必要があります。そのため陰茎を体幹に対して頭部側へ80〜90度ほど持ち上げるようにして、まっすぐに近い状態にしてからカテーテルを挿入します。角度が浅いままでは屈曲部で先端が引っかかり、尿道を傷つけるおそれがあります。挿入の長さは成人男性で18〜20cm程度を目安とし、抵抗を感じたときは無理に押し進めず、力を抜いて口呼吸をしてもらってから再度ゆっくり進めます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-03_04_05.html)を加工して作成