クリニックに通院し半年が経過した。現在、A さんは無職である。A さんは仕事が長…
クリニックに通院し半年が経過した。現在、A さんは無職である。A さんは仕事が長続きしないことで将来への不安が強く、自身の適性にあった職場を探したいと希望している。外来看護師は主治医とも相談し、A さんに就労移行支援のサービスについて伝えることにした。A さんへの説明で適切なのはどれか。
- ⑴ 「仕事が見つかるまで期限なく通所できます」就労移行支援の利用期間は原則2年と定められています。期限なく通所できるという説明は誤りです。
- ⑵ 「同じ障害を持つ仲間との共同生活が原則です」障害のある人が共同で生活する場は共同生活援助(グループホーム)です。就労移行支援は通所して訓練を受けるサービスで、共同生活は前提ではありません。
- ⑶ 「一般就労に向けて知識や能力の向上を目指します」一般就労を目指して知識や能力の向上を図る訓練、職場実習、求職活動や職場定着の支援を行うサービスです。
- ⑷ 「生活リズムを整え、集団に慣れていくことが目的です」生活リズムを整えて集団に慣れることを主な目的とするのは自立訓練や地域活動支援センターなどです。就労移行支援は就職そのものを目標とします。
解説
正解は⑶です。就労移行支援は障害者総合支援法に基づく訓練等給付のサービスで、一般企業などへの就労を希望する人に対し、原則2年の期間内で必要な知識と能力の向上を図る訓練、職場実習、求職活動の支援、就職後の職場定着の支援を行います。Aさんは自身の適性に合った職場を探したいと希望しており、この目的に合致します。利用期間に定めがあること、共同生活を行うのは共同生活援助(グループホーム)であること、生活リズムを整えて集団に慣れることを主な目的とするのは自立訓練などであることを区別して覚えましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-03_04_05.html)を加工して作成