看護師の行為で対流による児の熱喪失を予防したのはどれか。
看護師の行為で対流による児の熱喪失を予防したのはどれか。
- ⑴ 羊水を拭き取った。羊水を拭き取る行為は、皮膚の水分が蒸発することで熱が奪われる蒸散を防ぐものです。空気の流れによる対流の予防ではありません。
- ⑵ インファントラジアントウォーマーの下で観察を行った。インファントラジアントウォーマーは放射(輻射)によって児を温める器具です。対流による熱喪失の予防にはあたりません。
- ⑶ 温めておいた衣服を着せた。温めた衣服を着せる行為は、冷たい物に触れて熱が移る伝導による熱喪失を防ぐものです。対流の予防とは仕組みが異なります。
- ⑷ コットを空調の風が当たらない場所に配置した。空調の風が当たらない場所にコットを置くことで、空気の流れによって体表の熱が運び去られる対流を防げます。
解説
正解は⑷です。新生児の熱の失われ方には、皮膚から水分が蒸発する蒸散、冷たい物に接することによる伝導、周囲の冷たい物体へ熱が移る放射、空気の流れによって熱が運び去られる対流の4つがあります。空調の風が当たる場所は空気の流れによって体表の熱が奪われるため、コットを風の当たらない場所へ配置した行為が対流による熱喪失の予防にあたります。羊水を拭き取ったのは蒸散の予防、インファントラジアントウォーマーの使用は放射による加温、温めた衣服を着せたのは伝導による熱喪失の予防に対応します。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-03_04_05.html)を加工して作成