ソクマル看護師

B 看護師は、A さんが処置室前の待合室でT 字杖を持ち、椅子から立ち上がろうと…

B 看護師は、A さんが処置室前の待合室でT 字杖を持ち、椅子から立ち上がろうとしているのを見かけた。B 看護師が声をかけると、A さんは「夫が会計をしていますが、急にトイレに行きたくなって」と慌てていた。夫はA さんからm ほど離れた所で会計をしているため、A さんの様子に気がついていない。待合室は患者や家族で混雑しており、外来にある車椅子は別の患者が使用中だった。A さんへのB 看護師の声かけで適切なのはどれか。

解説

正解は⑶です。Aさんは変形性股関節症により関節可動域の制限と痛みがあり、立ち上がるときにふらつくことがある人です。そこへ排尿の切迫と気持ちの焦りが加わっており、この場面で最も転倒の危険が高まっています。混雑した待合室で車椅子も使えない状況では、看護師がその場を離れずに付き添い、一緒にトイレまで移動することが最も確実な転倒予防になります。車椅子を探す、夫を呼ぶといった対応はいずれも看護師が離れる時間を生み、その間にAさんが一人で歩き出す危険があります。声かけだけでは危険は取り除けません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-03_04_05.html)を加工して作成

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