労働者災害補償保険法に規定されている保険者はどれか。
労働者災害補償保険法に規定されている保険者はどれか。
- ⑴ 国労災保険は政府が管掌する制度で、保険者は国です。事務は労働基準監督署などが担います。
- ⑵ 事業主事業主は保険料を全額負担する立場ですが、保険を運営する保険者ではありません。負担者と保険者を混同しないよう注意します。
- ⑶ 市町村市町村は国民健康保険や介護保険の保険者ですが、労災保険の保険者ではありません。
- ⑷ 都道府県都道府県は国民健康保険の財政運営の責任主体などの役割を担いますが、労災保険の保険者ではありません。
- ⑸ 健康保険組合健康保険組合は健康保険の保険者です。業務外の傷病を対象とする制度であり、労災保険とは別のものです。
解説
正解は⑴です。労働者災害補償保険法に基づく労災保険は政府が管掌する制度であり、保険者は国です。実際の事務は厚生労働省と都道府県労働局、労働基準監督署が担い、給付の請求は事業場を管轄する労働基準監督署へ行います。保険料は事業主が全額を負担し、労働者の負担はありません。業務上または通勤による負傷、疾病、障害、死亡に対して療養補償給付や休業補償給付などが行われます。市町村や都道府県は国民健康保険や後期高齢者医療の運営に関わる立場、健康保険組合は健康保険の保険者であり、いずれも労災保険の保険者ではありません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-03_04_05.html)を加工して作成