転移性脳腫瘍の原発巣で最も多いのはどれか。metastatic brain tu…
転移性脳腫瘍の原発巣で最も多いのはどれか。metastatic brain tumor
- ⑴ 胃 癌gastric cancer胃癌は腹膜播種や肝転移、リンパ節転移が主体で、脳転移は比較的まれです。転移性脳腫瘍の原発巣として最多ではありません。
- ⑵ 乳 癌breast cancer乳癌は転移性脳腫瘍の原発巣として2番目に多い癌ですが、最も多いのは肺癌です。
- ⑶ 肺 癌lung cancer転移性脳腫瘍の原発巣としては肺癌が最も多く、全体の半数近くを占めると報告されています。
- ⑷ 大腸癌colon cancer大腸癌の転移は肝臓や肺が中心で、脳転移の頻度は高くありません。原発巣として最多ではありません。
- ⑸ 子宮頸癌cancer of the uterine cervix子宮頸癌は局所進展やリンパ節転移が主体で、脳転移はまれです。原発巣として最多ではありません。
解説
正解は⑶です。転移性脳腫瘍の原発巣として最も多いのは肺癌で、全体の半数近くを占めると報告されています。肺は血流が豊富で、腫瘍細胞が肺静脈から左心系を経て全身の動脈血に入りやすいため、脳へ到達しやすいと考えられています。次に多いのは乳癌で、以下、消化器の癌や腎癌などが続きます。転移性脳腫瘍は頭蓋内圧亢進による頭痛や嘔吐、麻痺や失語などの局所症状、けいれんで発見されることがあり、原発巣の治療歴がある患者ではこうした症状の出現に注意して観察します。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-03_04_05.html)を加工して作成