A 君 歳、男児!は地震による災害のため体育館に両親と避難し、週後に仮設住宅…
A 君 歳、男児!は地震による災害のため体育館に両親と避難し、週後に仮設住宅に移動した。その後か月経過したころから、A 君はわざと机や椅子をガタガタ揺らしながら「地震だ、逃げろ」などと騒いで遊んでいた。母親は仮設住宅に巡回に来ていた看護師に「A の遊びにどのように対応したらよいでしょうか」と相談した。看護師の母親への説明で適切なのはどれか。
- ⑴ 「すぐに児童精神科の医師の診察を受けましょう」災害後にみられる再現遊びは自然な回復の過程として現れます。この時点で受診を急がせると、母親の不安を強め、子どもの表現の機会を奪うことになります。
- ⑵ 「危険な遊びにエスカレートしないよう、やめさせましょう」危険がない範囲の遊びをやめさせると、気持ちを表す手段を失わせてしまいます。安全を保ちながら見守るほうが回復を支えます。
- ⑶ 「避難できたから安心だね、と声をかけながら見守りましょう」再現遊びは体験を整理する自然な過程であり、安心を確かめる言葉をかけながら見守ることが適切な対応です。
- ⑷ 「A 君に家の手伝いをしてもらい何か役割を担ってもらいましょう」役割をもたせることは自信を支える関わりになり得ますが、遊びへの対応を尋ねた母親の相談への答えにはなっていません。まず遊びの意味を伝えることが必要です。
解説
正解は⑶です。災害を経験した子どもが、地震の場面を繰り返し再現して遊ぶことは、恐ろしい体験を自分の力で扱い直し、気持ちを整理していく過程として現れる自然な反応です。危険がない範囲であれば禁じずに、「避難できたから安心だね」と安心を確かめる言葉をかけながら見守る対応が適切です。無理にやめさせると、子どもは気持ちを表す手段を失い、大人に話せなくなることがあります。ただし遊びが長く続いて日常生活に支障が出る場合や、睡眠障害や退行が強い場合には専門家への相談を検討します。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-03_04_05.html)を加工して作成