BowlbyVボウルビィZが提唱したアタッチメントの記述で正しいのはどれか。
BowlbyVボウルビィZが提唱したアタッチメントの記述で正しいのはどれか。
- ⑴ 人見知りは、 か月の乳児に出現する。養育者と他者を区別できるようになる生後6〜8か月ころに人見知りが出現し、特定の対象への愛着形成を示す現象とされます。
- ⑵ 安全基地は家の中での子どもの居場所のことである。安全基地は家の中の物理的な居場所ではなく、不安なときに戻れる拠り所として養育者が果たす機能を指す概念です。
- ⑶ 子どもと不特定の他者との間に築かれる情緒的な結びつきである。アタッチメントは不特定の他者との間ではなく、特定の養育者との間に築かれる情緒的な結びつきです。ここが理論の中心にあたります。
- ⑷ 愛着対象との分離で生じる子どもの行動の第一段階は「絶望の段階」である。愛着対象との分離で生じる行動の第一段階は「抗議の段階」です。絶望の段階はそれに続く第二段階であり、順序が誤っています。
解説
正解は⑴です。ボウルビィのアタッチメント理論では、乳児は特定の養育者との間に情緒的な結びつきを形成し、その相手を安全基地として探索行動を広げていきます。生後6〜8か月ころになると養育者と他者を明確に区別できるようになるため、見慣れない人に対する人見知り(見知らぬ人への不安)が現れます。分離に対する反応は、抗議の段階、絶望の段階、脱愛着(愛着解体)の段階という順で進むとされます。安全基地とは場所ではなく、養育者が心の拠り所として機能することを表す概念です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-03_04_05.html)を加工して作成