滅菌手袋を図に示す。右手から装着する場合に、左手の母指と示指でつかんで持ち上げる…
滅菌手袋を図に示す。右手から装着する場合に、左手の母指と示指でつかんで持ち上げる位置で適切なのはどれか。
- ⑴ ①手袋の指先側や外面にあたる位置を素手でつかむと、患者に触れる面が汚染されます。滅菌状態を保てないため適切ではありません。
- ⑵ ②手袋の甲や手掌にあたる外面を素手でつまむ位置です。外面に素手が触れた手袋は汚染され、無菌操作には使用できません。
- ⑶ ③折り返し部分より外側の外面をつかむことになり、素手が滅菌面に接触してしまいます。つかんでよいのは折り返しの内面だけです。
- ⑷ ④袖口の折り返した内面は素手で触れてよい部分であり、ここをつまんで持ち上げることで手袋の外面の滅菌状態を保てます。
この問題は別冊の図版(写真・標本・心電図など)を見て答えます。図版は転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも所見の読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は⑷です。滅菌手袋を装着するときは、素手が触れてよいのは手袋の折り返し部分の内面だけです。右手から装着する場合、まだ滅菌された素手ではない左手の母指と示指で、右手用手袋の袖口の折り返した内面をつまんで持ち上げます。手袋の外面(患者や無菌の器材に触れる面)に素手が触れると、その手袋は汚染されて使えなくなります。装着後に左手を入れる際は、滅菌手袋をはめた右手の指を左手袋の折り返しの外面側に差し込んで持ち上げる、という順序も一緒に覚えておきましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-03_04_05.html)を加工して作成