膝蓋腱反射の低下で疑われる病態はどれか。
膝蓋腱反射の低下で疑われる病態はどれか。
- ⑴ 脚 気beriberi脚気はビタミンB1欠乏により末梢神経障害を来し、膝蓋腱反射の低下がみられる代表的な疾患であるため、正しい選択肢です。
- ⑵ 壊血病scurvy壊血病はビタミンC欠乏による疾患で、歯肉出血や皮下出血が主な症状であり、膝蓋腱反射の低下は代表的な所見ではありません。
- ⑶ くる病ricketsくる病はビタミンD欠乏による小児の骨の発育障害であり、膝蓋腱反射の低下を代表的な所見とはしません。
- ⑷ 夜盲症night blindness夜盲症はビタミンA欠乏による暗所での視力低下を特徴とし、膝蓋腱反射の低下とは直接関係しません。
解説
正解は⑴です。脚気はビタミンB1(チアミン)の欠乏によって起こる疾患で、末梢神経障害の一症状として膝蓋腱反射の低下・消失がみられることが特徴です。壊血病はビタミンC欠乏による疾患で歯肉出血や皮下出血が主症状、くる病はビタミンD欠乏による骨の発育障害、夜盲症はビタミンA欠乏による暗い場所での視力低下を特徴とし、いずれも膝蓋腱反射の低下を代表的な所見とはしません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-03_04_05.html)を加工して作成