脳死の状態はどれか。
脳死の状態はどれか。
- ⑴ 縮瞳がある。脳死では瞳孔は縮瞳ではなく両側とも散大し、対光反射も消失した状態になります。
- ⑵ 脳波で徐波がみられる。脳死の脳波は徐波ではなく、脳活動がみられない平坦脳波(フラット)を呈します。
- ⑶ 自発呼吸は停止している。脳死では呼吸中枢を含む脳幹の機能が失われるため、自発呼吸が完全に停止しており、正しい選択肢です。
- ⑷ 痛み刺激で逃避反応がある。脳死では脳を介した反応が失われるため、痛み刺激を与えても逃避反応などはみられません。
解説
正解は⑶です。脳死は脳幹を含む全脳の機能が不可逆的に失われた状態で、自発呼吸は完全に停止しています。瞳孔は縮瞳ではなく両側とも散大して対光反射が消失し、脳波は徐波ではなく平坦(フラット)になります。また痛み刺激を与えても逃避反応などの脳を介した反応はみられません。心臓は一時的に拍動を続けることがある点が、心停止を伴う心臓死との大きな違いです。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-03_04_05.html)を加工して作成