成人への与薬方法で正しいのはどれか。
成人への与薬方法で正しいのはどれか。
- ⑴ 筋肉内注射は大殿筋に行う。大殿筋は坐骨神経が走るため用いません。中殿筋や三角筋に行います。
- ⑵ 坐薬は肛門から1cm 挿入する。坐薬は3〜5 cm挿入します。1 cmでは浅く、押し出されてしまいます。
- ⑶ バッカル錠は、かんでから飲み込む。バッカル錠は歯茎と頰の間で溶かします。かんだり飲み込んだりしません。
- ⑷ 点眼薬は下眼瞼結膜の中央に滴下する。下眼瞼結膜の中央に落とすと刺激が少なく、薬液がとどまります。
解説
正解は⑷です。点眼薬は、下眼瞼を軽く引いて下眼瞼結膜の中央に1滴落とします。角膜に直接落とすと刺激が強く、まばたきで流れ出てしまいます。筋肉内注射は神経や血管を避けるため中殿筋(クラークの点)か三角筋に行い、大殿筋は坐骨神経の走行から用いません。坐薬は肛門から3〜5 cm挿入します。バッカル錠は上顎の歯茎と頰の間に挟んで溶かすもので、かんだり飲み込んだりしません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp230524-03_04_05.html)を加工して作成