患者の足底と杖をつく位置を図に示す。両上肢の動きに制限がなく、右下肢に軽度の筋力…
患者の足底と杖をつく位置を図に示す。両上肢の動きに制限がなく、右下肢に軽度の筋力低下がある患者の三点歩行で、歩き始めの杖の位置が適切なのはどれか。
- ⑴ A足先よりやや前方で少し外側にあたり、支持面が広がって安定する位置です。
- ⑵ B身体に近すぎる位置では支持面が狭く、体重を預けられません。
- ⑶ C前方に遠すぎる位置では前のめりになり、バランスを崩します。
- ⑷ D患側である右手側の位置にあたり、杖を持つ側として適切ではありません。
この問題は別冊の図版(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は⑴です。杖は患側と反対の健側の手で持ちます。右下肢に筋力低下があるため杖は左手です。三点歩行では、まず杖を前に出し、次に患側(右)の足、最後に健側(左)の足という順で進みます。歩き始めの杖の位置は、足先よりやや前方で、身体から少し外側に置くと支持面が広がって安定します。近すぎても遠すぎてもバランスを崩すため、図ではその位置にあたるAが適切です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp230524-03_04_05.html)を加工して作成