帯状疱疹について正しいのはどれか。
帯状疱疹について正しいのはどれか。
- ⑴ 運動神経麻痺は生じない。運動神経が巻き込まれると顔面神経麻痺などの麻痺を生じることがあります。
- ⑵ 感染の既往として水痘がある。水痘にかかった後に神経節へ潜んだウイルスが再び活動して発症します。
- ⑶ ウイルスは発症後1か月で消滅する。ウイルスは治癒後も神経節に潜み続け、消滅することはありません。
- ⑷ 単純ヘルペスウイルスの感染が原因である。原因は水痘・帯状疱疹ウイルスです。単純ヘルペスウイルスではありません。
解説
正解は⑵です。帯状疱疹は、水痘にかかった後、脊髄後根神経節などに潜んでいた水痘・帯状疱疹ウイルスが、加齢や疲労、免疫の低下をきっかけに再び活動して起こります。したがって発症には水痘の既往が前提になります。ウイルスは治癒後も神経節に潜み続け、消えることはありません。運動神経が巻き込まれると顔面神経麻痺(ラムゼイ・ハント症候群)などの麻痺を生じることがあります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp230524-03_04_05.html)を加工して作成