肥大型心筋症について正しいのはどれか。
肥大型心筋症について正しいのはどれか。
- ⑴ ウイルス感染が主な病因である。ウイルス感染が主な病因となるのは心筋炎です。
- ⑵ 拡張障害が問題となる。心室の壁が厚く硬くなって広がりにくくなり、拡張障害が問題になります。
- ⑶ 左室内腔は拡大する。左室内腔が拡大するのは拡張型心筋症です。
- ⑷ 弁膜に肥厚を認める。弁膜の肥厚は弁膜症の所見で、心筋症の特徴ではありません。
解説
正解は⑵です。肥大型心筋症では心室の壁が厚くなり、内腔はむしろ狭くなります。厚く硬くなった心室は広がりにくいため、拡張障害によって血液を十分に受け入れられなくなることが問題になります。若年者の突然死の原因としても知られています。多くは遺伝子の変異によるもので、ウイルス感染が主な病因となるのは心筋炎です。左室内腔が拡大するのは拡張型心筋症で、弁膜の肥厚は弁膜症の所見です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp230524-03_04_05.html)を加工して作成