グリセリン浣腸を準備する際の浣腸液の温度で適切なのはどれか。
グリセリン浣腸を準備する際の浣腸液の温度で適切なのはどれか。
- ⑴ 20 ℃20℃では冷たすぎて腸の蠕動が抑えられ、不快感も強くなります。
- ⑵ 30 ℃30℃でも体温より低く、腹痛や効果の低下を招きます。
- ⑶ 40 ℃体温よりやや高い40℃前後が、刺激が少なく効果も得られる温度です。
- ⑷ 50 ℃50℃では直腸の粘膜を傷つけ、熱傷の危険があります。
解説
正解は⑶です。グリセリン浣腸液は40℃前後に温めて使います。体温より少し高いこの温度なら、腸管を刺激しすぎず、冷たさによる不快感や血圧の変動も避けられます。温度が低いと腸の蠕動が抑えられて効果が出にくく、腹痛も招きます。逆に50℃のように高すぎると直腸の粘膜を傷つけ、熱傷を起こす危険があります。使う前に必ず温度を確かめ、腹圧をかけずにゆっくり注入します。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp230524-03_04_05.html)を加工して作成