高齢者に脱水が起こりやすくなる要因はどれか。2つ選べ。
高齢者に脱水が起こりやすくなる要因はどれか。2つ選べ。
- ⑴ 骨量の減少骨量の減少は骨粗鬆症に関わるもので、体液量とは関係しません。
- ⑵ 筋肉量の減少水分を多く含む筋組織が減ることで、体内の水分の蓄えが乏しくなります。
- ⑶ 細胞内液量の減少細胞内液量が減るため、少しの喪失でも脱水に陥りやすくなります。
- ⑷ 渇中枢の感受性の亢進渇中枢の感受性は低下します。のどの渇きを感じにくくなります。
- ⑸ 抗利尿ホルモンの反応性の亢進抗利尿ホルモンへの腎の反応性は低下し、尿を濃縮しにくくなります。
解説
正解は⑵と⑶です。高齢者は筋肉量が減るため、水分を多く含む筋組織そのものが少なくなり、細胞内液量も減って体内の水分の蓄えが乏しくなります。そのため少しの水分喪失で脱水に陥ります。加えて渇中枢の感受性は低下してのどの渇きを感じにくくなり、腎での抗利尿ホルモンへの反応性も低下して尿を濃縮しにくくなります。いずれも亢進ではなく低下する点が大切です。骨量の減少は脱水と関係しません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp230524-03_04_05.html)を加工して作成