インスリンを過剰に投与したときに現れる症候で正しいのはどれか。
インスリンを過剰に投与したときに現れる症候で正しいのはどれか。
- ⑴ 発熱発熱は感染などでみられる症状で、低血糖の症候ではありません。
- ⑵ 浮腫浮腫は心不全や腎不全などでみられ、低血糖とは関係しません。
- ⑶ 口渇感口渇感は高血糖による浸透圧利尿でみられる症状です。
- ⑷ 顔面紅潮低血糖では交感神経の働きで顔面は蒼白になります。紅潮ではありません。
- ⑸ 手足のふるえ血糖低下に対する交感神経症状として、手足のふるえが早期から現れます。
解説
正解は⑸です。インスリンを過剰に投与すると低血糖になります。血糖が下がるとまず交感神経が働き、手足のふるえ、動悸、発汗、顔面蒼白、強い空腹感が現れます。さらに下がると中枢神経の症状として頭痛、眠気、意識障害、けいれんが起こります。発熱や浮腫は低血糖の症状ではなく、口渇感と顔面紅潮はむしろ高血糖でみられる所見です。交感神経症状を早く見つけてブドウ糖を補うことが大切です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp230524-03_04_05.html)を加工して作成