A さん(85 歳、男性)は1人暮らしで判断能力が不十分である。4親等以内の親族…
A さん(85 歳、男性)は1人暮らしで判断能力が不十分である。4親等以内の親族はいない。訪問看護事業所におけるA さんの情報管理で適切なのはどれか。
- ⑴ 成年後見人にA さんの訪問看護計画を説明する。本人に代わって契約や同意を担う法的な代理人であり、説明する相手として適切です。
- ⑵ 地域の民生委員にA さんの経済状況を知らせる。経済状況は本人の同意なく第三者に知らせてはならない情報です。
- ⑶ A さんの訪問記録を電子メールに添付して援助者間で共有する。暗号化せずに電子メールで送ることは情報漏えいの危険があります。
- ⑷ 新たなサービスの利用を検討する他の利用者にA さんのケアプランを見せる。他の利用者に個人の情報を見せることは、守秘義務に反します。
解説
正解は⑴です。成年後見人は本人に代わって医療や介護の契約を結び、財産を管理する法的な代理人です。判断能力が不十分で親族もいないAさんの場合、訪問看護計画を説明して同意を得る相手は成年後見人になります。経済状況は本人の同意なく民生委員に知らせてはならず、記録を暗号化せずに電子メールで送ることも情報漏えいの危険があります。他の利用者にケアプランを見せることは明らかな違反です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp230524-03_04_05.html)を加工して作成