老化に伴う血液・造血器系の変化で適切なのはどれか。
老化に伴う血液・造血器系の変化で適切なのはどれか。
- ⑴ エリスロポエチンが増加する。腎機能の低下によりエリスロポエチンの産生は減少します。
- ⑵ 黄色骨髄が減少する。赤色骨髄が脂肪に置き換わるため、黄色骨髄はむしろ増えます。
- ⑶ 顆粒球数が増加する。顆粒球数は大きく変わりません。変わるのは機能のほうです。
- ⑷ 赤血球数が減少する。造血能とエリスロポエチンの低下により、赤血球数は減少します。
解説
正解は⑷です。加齢とともに造血能が低下し、赤血球数とヘモグロビン値はゆるやかに下がります。腎機能の低下によってエリスロポエチンの産生も減るため、これが貧血を招く一因になります。骨髄では造血を担う赤色骨髄が脂肪に置き換わるため、黄色骨髄はむしろ増えます。白血球数や顆粒球数は大きくは変わりませんが、機能が落ちるため感染に弱くなります。数と働きを分けて考えることが大切です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp230524-03_04_05.html)を加工して作成