糸球体濾過量の推定に用いられる生体内物質はどれか。
糸球体濾過量の推定に用いられる生体内物質はどれか。
- ⑴ 尿素尿素は尿細管で再吸収されるため、指標には向きません。
- ⑵ イヌリン最も正確ですが、体外から投与する物質です。
- ⑶ ビリルビンビリルビンは肝臓や胆道の働きを表す物質です。
- ⑷ クレアチニン一定の速さでつくられ再吸収もされないため、推算に使えます。
- ⑸ パラアミノ馬尿酸パラアミノ馬尿酸は腎血漿流量の測定に用いる物質です。
解説
正解は⑷です。クレアチニンは筋肉で一定の速さでつくられ、糸球体で濾過されたあとほとんど再吸収されないため、血清の値と年齢、性別から推算糸球体濾過量を求められます。日常の診療で広く使われる方法です。イヌリンを使う方法は最も正確ですが体外から投与する物質で、生体内の物質ではありません。尿素は再吸収され、ビリルビンとパラアミノ馬尿酸は指標になりません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp220421-03_04_05.html)を加工して作成