加齢に伴う高齢者の循環器系の変化で正しいのはどれか。
加齢に伴う高齢者の循環器系の変化で正しいのはどれか。
- ⑴ 運動時の心拍出量が増大する。予備の力が落ち、運動時に心拍出量を十分に増やせません。
- ⑵ 拡張期血圧が上昇する。拡張期血圧は下がるか変わらず、上がるのは収縮期血圧です。
- ⑶ 心室壁が厚くなる。動脈が硬くなり抵抗が増すため、左心室の壁が厚くなります。
- ⑷ 脈圧が狭小化する。収縮期血圧が上がるため、脈圧はむしろ広がります。
解説
正解は⑶です。加齢によって動脈が硬くなり、心臓が血液を押し出すときの抵抗が増えるため、左心室の壁が厚くなります。同じ理由で収縮期血圧は上がりますが、拡張期血圧は下がるか変わらないため、脈圧はむしろ広がります。また心臓の予備の力が落ちるので、運動したときに心拍出量を十分に増やせなくなります。血管の硬さが変化の起点であると理解しておきましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp220421-03_04_05.html)を加工して作成