高齢者の健康障害の特徴で正しいのはどれか。
高齢者の健康障害の特徴で正しいのはどれか。
- ⑴ 症状の出現は定型である。症状の出方は教科書どおりにならないことが多くなります。
- ⑵ 治療の効果が現れやすい。予備の力が乏しく、治療の効果は現れにくくなります。
- ⑶ 疾患の発生に心理的要因の影響は少ない。環境の変化や喪失体験など、心理的な要因の影響は大きくなります。
- ⑷ 薬物の副作用〈有害事象〉が発生しやすい。代謝と排泄が落ち、薬が体に長くとどまるためです。
解説
正解は⑷です。高齢者では肝臓での代謝と腎臓からの排泄が落ち、体内の水分量も減るため薬が体に長くとどまり、副作用が出やすくなります。複数の薬を飲んでいることも影響します。症状の出方は教科書どおりにならないことが多く、発熱のない肺炎や痛みのない心筋梗塞もみられます。治療の効果は現れにくく、環境の変化や喪失体験など心理的な要因の影響も大きくなります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp220421-03_04_05.html)を加工して作成