1回の気管内吸引を30 秒以上実施した場合に生じるのはどれか。
1回の気管内吸引を30 秒以上実施した場合に生じるのはどれか。
- ⑴ 嘔吐嘔吐は口腔や咽頭への刺激で起こり、時間の長さによるものではありません。
- ⑵ 感染感染は清潔操作が守られないときに起こります。
- ⑶ 低酸素血症痰と一緒に肺の空気も吸い出されるため、酸素が不足します。
- ⑷ 気道粘膜の損傷粘膜の損傷は圧の強さや挿入の深さによって起こります。
解説
正解は⑶です。気管内吸引では、痰と一緒に肺の中の空気も吸い出されるため、長く続けると酸素が不足して低酸素血症になります。そのため1回の吸引は10〜15秒以内、長くても20秒を超えないようにし、前後に酸素化を行います。感染と気道粘膜の損傷も吸引に伴う問題ですが、これらは時間の長さではなく、清潔操作や圧の強さ、挿入の深さによって起こります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp220421-03_04_05.html)を加工して作成