左前胸部から頸部や左上肢への放散痛が生じる疾患はどれか。
左前胸部から頸部や左上肢への放散痛が生じる疾患はどれか。
- ⑴ 胃潰瘍胃潰瘍では心窩部の痛みが中心になります。
- ⑵ 狭心症心臓からの痛みが、左肩や頸部に広がって感じられます。
- ⑶ 胆石症胆石症では右季肋部の痛みと、右肩への放散痛がみられます。
- ⑷ 尿管結石症尿管結石症では側腹部から下腹部に痛みが出ます。
解説
正解は⑵です。狭心症では心臓を養う冠状動脈の血流が足りなくなり、胸の中央から左前胸部にかけての圧迫感が、左の肩や上肢、頸部、下顎へ広がる放散痛として現れます。心臓からの痛みの信号と、これらの部位からの信号が同じ高さの脊髄に入るために起こります。胃潰瘍は心窩部、胆石症は右季肋部、尿管結石症は側腹部から下腹部に痛みが出ます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp220421-03_04_05.html)を加工して作成