閉塞性動脈硬化症〈ASO〉について正しいのはどれか。
閉塞性動脈硬化症〈ASO〉について正しいのはどれか。
- ⑴ 橈骨動脈に好発する。好発するのは腹部大動脈から下肢の動脈です。橈骨動脈ではありません。
- ⑵ 粥状硬化が原因である。内膜にコレステロールがたまる粥状硬化によって内腔が狭くなります。
- ⑶ 末梢血流量が増加する。内腔が狭くなるため、末梢の血流量は減少します。
- ⑷ 歩行によって痛みが改善する。歩くと痛みが出て休むと和らぐ間欠性跛行が特徴です。向きが逆です。
- ⑸ 中小動脈の非化膿性炎症で生じる。中小動脈の非化膿性炎症で生じるのは閉塞性血栓血管炎です。
解説
正解は⑵です。閉塞性動脈硬化症は、動脈の内膜にコレステロールがたまって粥状硬化を起こし、内腔が狭くなって血流が減る病気です。喫煙、糖尿病、脂質異常症、高血圧が危険因子になります。好発するのは腹部大動脈から下肢の動脈で、橈骨動脈ではありません。歩くと筋肉の酸素需要が増えて痛みが出て、休むと和らぐ間欠性跛行が特徴です。中小動脈の非化膿性の炎症によって起こるのは閉塞性血栓血管炎〈Buerger病〉です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp210416-03_04_05.html)を加工して作成