胸膜腔に存在するのはどれか。
胸膜腔に存在するのはどれか。
- ⑴ 滑液滑液は関節腔に存在し、関節の動きを滑らかにする液です。
- ⑵ 空気胸膜腔に空気が入れば気胸であり、異常な状態です。
- ⑶ 血液血液がたまれば血胸となり、やはり異常な状態です。
- ⑷ 漿液少量の漿液が潤滑油となり、呼吸のたびに肺が滑らかに動けるようにしています。
- ⑸ 粘液粘液は消化管や気道の粘膜が分泌するもので、胸膜腔にはありません。
解説
正解は⑷です。胸膜腔は臓側胸膜と壁側胸膜に挟まれたすき間で、健康な状態では少量の漿液が入っています。この液が潤滑油となって、呼吸のたびに肺が滑らかに動けるようにしています。液の量は数mL から20mL 程度です。空気が入れば気胸、血液がたまれば血胸、漿液が過剰にたまれば胸水として異常な状態になります。滑液は関節腔、粘液は消化管や気道の粘膜が分泌するもので、胸膜腔にはありません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp210416-03_04_05.html)を加工して作成