経口薬と食品の関係について、正しいのはどれか。
経口薬と食品の関係について、正しいのはどれか。
- ⑴ テトラサイクリン系抗菌薬は牛乳の摂取によって吸収が高まる。牛乳のカルシウムと結合するため、吸収はむしろ妨げられます。
- ⑵ 非ステロイド性抗炎症薬は炭酸飲料の摂取によって吸収が早まる。炭酸飲料で吸収が早まるという関係は知られていません。
- ⑶ 抗ヒスタミン薬はアルコールの摂取によって副作用〈有害事象〉が出現しやすくなる。どちらも中枢神経を抑える方向に働くため、眠気やふらつきが強まります。
- ⑷ キサンチン系気管支拡張薬は納豆の摂取によって副作用〈有害事象〉が出現しやすくなる。納豆が影響するのはワルファリンです。キサンチン系とは関係しません。
解説
正解は⑶です。抗ヒスタミン薬には中枢神経を抑える作用があり、アルコールも同じ方向に働くため、一緒に摂ると眠気やふらつきが強まり、転倒や事故の危険が高まります。テトラサイクリン系抗菌薬は牛乳のカルシウムと結合して吸収が妨げられます。非ステロイド性抗炎症薬の吸収が炭酸飲料で早まるという関係はありません。キサンチン系気管支拡張薬は喫煙やカフェインの影響を受けるもので、納豆が問題になるのはワルファリンです。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp210416-03_04_05.html)を加工して作成