成人の持続点滴静脈内注射のために選択される部位で最も適切なのはどれか。
成人の持続点滴静脈内注射のために選択される部位で最も適切なのはどれか。
- ⑴ 足背足背は歩行の妨げとなり、静脈炎や血栓の危険も高くなります。
- ⑵ 鼠径鼠径部は清潔を保ちにくく、感染の危険が高い部位です。
- ⑶ 前腕内側血管が太くまっすぐ走り、関節をまたがないため固定しやすく活動も妨げません。
- ⑷ 肘関節付近肘関節付近は曲げ伸ばしで針先が動き、滴下不良や血管の損傷を招きます。
解説
正解は⑶です。持続点滴では、患者の活動を妨げず、針がずれにくい場所を選びます。前腕内側は血管が太くまっすぐ走り、関節をまたがないため固定しやすく、患者も腕を使いやすいので最も適しています。肘関節付近は曲げ伸ばしのたびに針先が動き、滴下が止まったり血管を傷めたりします。足背は歩行の妨げになり血栓の危険も高く、鼠径部は清潔を保ちにくく感染の危険が高いため、いずれも持続点滴には適しません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp210416-03_04_05.html)を加工して作成