経口投与後の薬物が初回通過効果を受ける場所はどれか。
経口投与後の薬物が初回通過効果を受ける場所はどれか。
- ⑴ 胃胃は吸収の場であって、薬を代謝する主な臓器ではありません。
- ⑵ 肝臓門脈を通って最初に運ばれ、代謝を受けてから全身循環へ入ります。
- ⑶ 小腸小腸にも代謝酵素はありますが、初回通過効果の主な場は肝臓です。
- ⑷ 腎臓腎臓は薬を排泄する臓器で、初回通過効果には関わりません。
解説
正解は⑵です。経口で飲んだ薬は、消化管から吸収されたあと門脈を通ってまず肝臓へ運ばれ、そこで代謝を受けてから全身の血液循環へ入ります。この過程が初回通過効果で、肝臓で多くが分解される薬は経口では効きにくく、量を多くするか別の投与経路を選びます。舌下錠や坐薬、貼付剤、注射が用いられるのはこのためです。小腸にも代謝酵素はありますが、初回通過効果の主な場は肝臓です。胃と腎臓はこの過程には関わりません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp210416-03_04_05.html)を加工して作成