成人の人体図(別冊No. 2)を別に示す。意識清明で不整脈のある成人の脈拍測定時…
成人の人体図(別冊No. 2)を別に示す。意識清明で不整脈のある成人の脈拍測定時に一般的に使われる部位はどれか。
- ⑴ A総頸動脈は心停止の確認など緊急時に用いる部位です。
- ⑵ B上腕動脈は血圧測定の際に聴診する部位になります。
- ⑶ C手首の親指側にあり、下に骨があって圧迫しやすく、日常の脈拍測定に用います。
- ⑷ D大腿動脈は下肢の血流評価や緊急時の確認に用います。
- ⑸ E足背動脈は下肢の末梢循環を評価するときに触れる部位です。
この問題は別冊の図版(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は⑶です。脈拍の測定には、体表近くを走り、下に骨があって圧迫しやすい橈骨動脈を一般的に用います。手首の親指側で触れられ、患者に負担をかけず繰り返し測れるためです。不整脈がある場合も、まず橈骨動脈で1分間しっかり測り、必要に応じて心尖部の聴診と合わせて脈拍欠損の有無を確かめます。総頸動脈は心停止の確認など緊急時、上腕動脈は血圧測定、足背動脈と膝窩動脈は下肢の血流の評価に用いる部位です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp210416-03_04_05.html)を加工して作成