Guillain-Barré〈ギラン・バレー〉症候群で正しいのはどれか。
Guillain-Barré〈ギラン・バレー〉症候群で正しいのはどれか。
- ⑴ 若年者に多い。発症の年齢に大きな偏りはなく、若年者に限って多いわけではありません。
- ⑵ 遺伝性疾患である。感染後に起こる自己免疫性の疾患で、遺伝性ではありません。
- ⑶ 骨格筋に病因がある。病変は末梢神経にあります。骨格筋そのものの病気ではありません。
- ⑷ 症状に日内変動がある。症状に日内変動がみられ、夕方に悪化するのは重症筋無力症です。
- ⑸ 抗ガングリオシド抗体が出現する。末梢神経の糖脂質に対する抗ガングリオシド抗体が検出され、診断の手がかりになります。
解説
正解は⑸です。Guillain-Barré症候群は、細菌やウイルスの感染から1〜3週後に発症する自己免疫性の末梢神経障害です。感染した病原体の構造が末梢神経の糖脂質に似ているため、作られた抗体が自分の神経を攻撃します。この抗ガングリオシド抗体が血中に検出されることが診断の手がかりになります。発症の年齢に大きな偏りはなく、遺伝性でもありません。病変は末梢神経にあり、症状に日内変動がみられるのは重症筋無力症です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp210416-03_04_05.html)を加工して作成